Altium Designer の新機能
Altium Designer 17.1
リリース: 2017年5月15日 - バージョン: 17.1.5 (build 472)
リリース: 2017年7月7日 - バージョン: 17.1.6 (build 538)
リリース: 2017年11月7日 - バージョン: 17.1.9 (build 592)
この新しい Altium Designer では、新機能や、ソフトウェアの主要なテクノロジーの改善点があります。また、AltiumLive コミュニティの BugCrunch システムで、お客様が報告した問題点の改善にも取り組んでいます。新機能を追加、既存の機能を改善し、最先端のエレクトロニクス テクノロジーを利用できます。
ActiveRoute の改善Altium Designer 17 で導入した ActiveRoute では、新しいインタラクティブ配線機能を利用できます(手動で配線する時のわずかな時間で、コネクションを選択してActiveRoute を実行し、高品質の配線を行えます)。ActiveRoute は、差動ペア、ルームベースの線幅の要件を含む、現代の設計手法を対応しました。 この更新で、ActiveRoute の多くの改善機能(配線、またはガイド作成用オプションの追加、より幅広い配線ガイド幅設定、より明確になった Messages パネルでの表示を含む)を追加しました。 ActiveRoute には、Glossing テクノロジーが含まれています。この更新で、配線ガイドに従う ActiveRoute は自動で最適化されます。 |
配線後の Glossing 機能の改善ActiveRoute や配線プロセスのどの段階でも役立つ、新しい Glossing テクノロジーを導入しました。Glossing は、既存の配線を短くし、整列します(配線長、セグメント数、コーナー数を減らします)。 このバージョンでは、差動ペアの Glossing を強化し、全体の配線長に沿って、できるだけペアメンバーを一緒に配線できます。また、Glossing は、パッドへの配線の精巧な解析を行い、製造、実装の問題を修繕します。 Glossing の基礎となる機能は、設計者の意図を考慮することです - パッドへの接続は、デザインルールと照合されます。サブネットジャンパーの位置や既存のルームの交差は、維持されます。ルームベースの width ルールに従います。 | 新しい Retrace コマンド - 既存の配線を更新現実的に、設計は、多くのgive and takeの関係による反復プロセスです。新しい Retrace コマンドは、既存の配線(差動ペアを含む)を見直し、現在のデザインルール設定に合うように更新します。 次のことを想像してみてください。差動ペア配線を完了し、基板製造業者が、絶縁体プロパティを変更する必要があると聞いただけです - ペア幅とクリアランスを調整する必要があります! 問題ありません。セレクトしたペアで、新しい Retrace コマンドを実行して、新しいギャップ/幅設定が反映されます。 |
特定オブジェクトのキープアウトこのバージョンでは、特定オブジェクトのキープアウト 機能を導入し、キープアウトの作成方法を改善しました。配置したキープアウトオブジェクトは、どのタイプのオブジェクト(例えば、トラック、銅箔領域、ビアやパッド)に適用するか設定できます。 | DRC 違反の撤回特定の DRC 違反を許可したい場合があります。例えば、コネクタが基板の端に突き出た時。このバージョンでは、新しい 違反の撤回 機能を導入しました(PCB Rules and Violations パネルから適用、確認できます)。違反の撤回機能の詳細は、DRC レポートに表示されます。 |
Draftsman の改善Altium Designer 17.1 では、製造用図面を作成できるアプリーションの Draftsman について、新しい機能を追加、また改善しました。これには、新しい Isometric View、Surface Finish Indicator、BOM の表を分割する機能等が含まれます。また、バグ修正や図面機能の改善も含まれています。 |
シミュレーション Profile を出力ジョブファイルへエクスポート、または出力ジョブファイルからインポートシミュレーション Profile Manager で、シミュレーション Profile を出力ジョブからインポート、またシミュレーションProfile を出力ジョブへエクスポートする機能を追加しました。 | その他の改善点Altium Designer 17.1 では、多くの重要な改善点が含まれています.... |
Altium Designer 17.0
リリース: 2016年11月16日 - バージョン: 17.0.6 (build 354)
リリース: 2016年12月5日 - バージョン: 17.0.7 (build 424)
リリース: 2016年12月28日 - バージョン: 17.0.8 (build 518)
リリース: 2017年1月18日 - バージョン: 17.0.9 (build 563)
リリース: 2017年2月8日 - バージョン: 17.0.10 (build 617)
リリース: 2017年2月28日 - バージョン: 17.0.11 (build 656)
この新しい Altium Designer では、新機能や、ソフトウェアの主要なテクノロジーの改善点があります。また、AltiumLive コミュニティの BugCrunch システムで、お客様が報告した問題点の改善にも取り組んでいます。新機能を追加、既存の機能を改善し、最先端のエレクトロニクス テクノロジーを利用できます。
ActiveRoute理想的な PCB 配線機能は、同時に複数のネットへオートルーターを適用して、熟練した設計者がコントロールできることです。オートルーターの結果は、求めた配線とならず、結局、手動で配線する場合がよくあります。これを解決するために、ActiveRoute 機能(インタラクティブ配線の新しい機能)を追加しました。 ActiveRoute は、高速、複数ネット、複数層の配線が可能な、自動化されたインタラクティブ配線テクノロジーです。複数ネット(ワークスペースで直接、コネクションを選択して - このバージョンで追加された機能)をインタラクティブに配線したり、配線経路、またはガイドも定義できます。 |
配線後の Glossing 機能Altium Designer 17.0 では、配線後の glossing 機能を追加しました。この機能は、選択したトラックへ適用し、その配線全体の質を改善できます。この機能は、まだ不十分な点(例えば、アークを含めたり、pad への接続に関するデザインルールを遵守できません)がありますが、今後のバージョンで改善する予定です。 | Controlled Depth Drilling (Back Drilling)高速信号が PCB の層間を通る時、歪む場合があります。信号層に長いスタブがあると、歪が発生しそれが重要になります。Altium Designer 17.0 では、back drilling と呼ばれる Controlled Depth Drilling (CDD) 機能を追加しました。これは、スルーホールの未使用箇所、スタブを削除するために使用する技術です。一般的に、ビアや、press-fit backplane コネクタに使用され、コストを削減して高速信号経路の信号の質を管理できます。 |
新しい Project ReleaserAltium Designer 17.0 では、新しい Project Releaser の機能により、PCB デザインプロジェクトをリリースする方法を合理化しました。製造用データ、実装用データ、デザインソース等に関して、プロジェクトの個々のコンフィギュレーションを切り換え、リリースしないで、同時に、プロジェクトの全ての製造データを生成できます。また、このreleaser は、複数のバリアントに関する実装データを同時に生成できます(全ての data item が、1 つのリリースプロセスで生成されます)。出力ジョブファイルを作成したかどうか、心配する必要はありません。 Project Releaser には、以下の 2 つのモードがあり、全てのタイプ(管理されていない/バージョンコントロール下でない、外部の VCS コントロール下、Altium Vault を介して管理された)の PCB プロジェクトで利用できます:
新しい Project Releaser では、整合性のある製造データを容易に生成できます。また、リリースする前に、生成する内容を確認できます(例えば、CAM エディタでガーバー/ODB++ データを表示)。生成したデータは、基板を製造するために必要なデータとして利用できます。 |
デザインルールの改善Altium Designer 17.0 では、いくつかの PCB デザインルールを改善しました。最小クリアランス マトリクスの簡易化、スプリットプレーン間のクリアランスをチェックする機能、プリミティブと穴間のクリアランスチェック、適切に接続されていないコネクションのチェック(Un-Routed Net ルールに追加)等。これらの改善により、必要に応じて、ボードデザインの制約を効率的に定義できます。 | Smart Copper 編集ポリゴンは、ボードデザインの大部分の要素ですが、その変更機能がしばらく改善されていません。最初に、目的の形状を作成するのが困難な場合があり、頂点の移動による編集も容易に行えませんでした(また、頂点が増える場合がありました)。Altium Designer 17.0 では、配置したポリゴンを、合理化して素早く編集できます(Smart Copper 編集 と言います)。 |
PCB フットプリントのパラメータAltium Designer 17 では、PCB のフットプリントにパラメータを反映できます。回路図コンポーネントに定義したユーザパラメータは、Engineering Change Order (ECO) を介して PCB レイアウトのフットプリントへ移行されます。PCB でのパラメータは、クエリ、デザイルール、スクリプト、バリアントに使用できます。また、PCB コンポーネントライブラリに適用して、配置したフットプリントからデータシート等を参照できます。 | セレクトと表示の改善Altium Designer 17.0 では、回路図と PCB 設計領域でオブジェクトをセレクト、表示するための機能を追加しました。これには、自由形状でオブジェクトをセレクト(やセレクト解除)できる、新しい Lasso セレクト機能や、マウスで領域を囲う時の方向でセレクト方法が変わる、Smart Drag セレクト機能が含まれます。これらの改善により、素早く、容易に設計オブジェクトをセレクトできます。 |
クロスプローブとクロスセレクトクロスプローブとクロスセレクトは、回路図内のオブジェクトをセレクトして、そのオブジェクトに相当する PCB 内のオブジェクトを検索する(または、その逆)機能です。Altium Designer 17.0 では、双方の機能を改善しました。 | ビュー設定の改善ビュー設定は、表示に関する設定で、必要に応じて、設定、保存、読み込みできます。View Configurations ダイアログは、デザインの特定のレイヤやシステムレイヤを設定、有効にするために使用します。Altium Designer 17.0 では、オプションや、2D カラープロファイル用の明確な項目を追加しました。 |
レイヤ構成管理の改善Altium Designer 17.0 では、保存したレイヤ構成情報を PCB へ読み込む方法を改善しました。現在のレイヤ構成を、読み込んだレイヤ構成に置き換えるのではなく、レイヤを追加する方法をコントロールできます(目的のレイヤ構成になるよう、効率的に 2 つの構成を統合できます)。 | Draftsman の改善Altium Designer 17 では、Draftsman ドキュメントシステムの機能を改善、追加しました。また、描画効率を改善しました。これらには、新しい寸法線オプション、描画オブジェクトのプロパティの追加、Back Drilling の対応、レンダリング パフォーマンスの改善等が含まれます。 |
新しい Pick and Place ジェネレーターAltium Designer 17.0 では、pick and place ファイルを出力する前にオプションを選択できる、新しい Pick and Place ジェネレーターを導入しました。このジェネレーターにより、出力後に設定する必要はなく、pick and place ファイルを容易に準備できます。その他に、パラメータ(レイヤ、タイプ、フットプリント)でコンポーネントをフィルタ表示、欄をカスタマイズ、単位や出力フォーマットを設定できます。 | シミュレーション プローブマネージャAltium Designer 17 では、混在回路シミュレーション機能を改善しました(新しく導入したプローブマネージャを含む)。プローブマネージャの波形設定を使用して、シミュレーション後に波形を手動で追加、または修正しないで波形画面に表示できます。プローブマネージャで、プローブやネットを使用して、表示する波形を選択できます。 |
Simulation ProfileAltium Designer 17 での、混在回路シミュレーションに関するその他の改善点として、複数の Simulation Profile を容易に作成、管理できるようになりました。profile を選択して、容易にネットリストを追加、削除、編集、実行、生成できます。Simulation profile は、出力ジョブへも追加できます。Profile Manager を使用して、profile をまとめ、プローブ、ネットを使用して、容易に表示する波形を選択できます。 | SimData - チャートのコピーAltium Designer 17 では、混在回路シミュレーションにおけるチャートをコピーする機能を追加しました。この機能により、プローブ解析の情報を、PNG 画像で容易に共有できます。 |
サプライヤーの改善設計で適切な部品を使用するために、多くのサプライヤーで部品を検索できる必要があります。Altium Designer 17.0 では、多くのパーツサプライヤーを追加しました。また、部品を検索したい国や通貨を選択できます。Preferences ダイアログの Data Management - Suppliers ページにある Altium Parts Options の項目を使用して、サプライヤーのオプションを選択できます。 | Zuken® CR-5000™ インポーターImport Wizard は、他のベンダーの設計ファイルを Altium Designer のファイルへ素早く、容易に変換するための方法です。ウィザードを介して、プロジェクトの回路図や PCB の部品をインポートし、それらの関連性も管理できます。Altium Designer 17.0 では、ウィザードから Zuken® CR-5000™ のファイルをインポートする機能を追加しました。 |
その他の改善点Altium Designer 17.0 では、より明確なマウスホイール設定、より容易なエクスポート出力管理、合理化・統合したメニュー等を含む、多くの改善点があります。 |
Enhancements to Working with an Altium Vault
Altium Designer 17.0 also includes a range of new features, enhancements, and improvements, in support of working with an Altium Vault.
Support for BOM TemplatesAltium Designer, in conjunction with Altium Vault (3.0 or later), caters for the ability to create and manage Excel-based BOM Template Items in an Altium Vault. Such Items are created directly within the target vault, with the relevant Excel template file (*xls, *.xlsx, *.xlt, *.xltx) uploaded to a revision of a target item. A managed BOM Template Item can only be used as a configuration data item in one or more defined Environment Configurations. | Ability to Manage Layer StacksAltium Designer, in conjunction with Altium Vault (3.0 or later), caters for the ability to create and manage Layerstack Items in an Altium Vault. Such Items can be created directly within the target vault, or through release of the current stack definition, in the PCB Editor's Layer Stack Manager dialog. In addition, a managed Layerstack Item can be used as a configuration data item in one or more defined Environment Configurations. |
Support for Project TemplatesAltium Designer 17.0, in conjunction with the Altium Vault (3.0 or later), offers the ability to release Altium Designer Projects directly into the Altium Vault as Project Templates, which subject to Vault administrative constraints, then become available for reuse in future Altium Designer projects. Project Templates stored in the Vault are fully version controlled and lifecycle-managed, and can include the common document and file types that make up an Altium Designer Project, including additional reference documentation and configuration files. | Ability to Store Component DatasheetsAltium Designer 17.0, in conjunction with Altium Vault 3.0 brings the ability to store component datasheets within an Altium Vault and, in doing so, link them to target Component Items. This allows you to more fully describe and support a component, in a centralized fashion, while reducing the reliance on external storage mediums (shared network drives for example). Storing datasheets next to the very items that need to reference them also means you no longer need to have a live internet connection, to consult a reference document that can often, and frustratingly, disappear without warning at the whim of the hosting website! |
Support for Draftsman-related TemplatesAltium Designer, in conjunction with Altium Vault (3.0 or later), caters for the ability to create and manage Draftsman Template Items - Draftsman Document Template and Draftsman Sheet Template - in an Altium Vault. Such Items are created directly within the target vault. Once a Draftsman Template Item has been created (and data released into a revision of it), and its lifecycle state set to a level that the organization views as ready for use at the design level, it can be reused in future board-level design projects, when creating Draftsman documents (*.PCBDwf) . | Support for ScriptsAltium Designer, in conjunction with Altium Vault (3.0 or later), provides the capability of releasing Script Projects into the Altium Vault where they can then be accessed on a permission basis by Altium Designer users. The Vault-based Script Projects can be opened directly from the Vault, loaded as permanently available projects, used in Custom menu commands, or assigned to Preferences that are controlled by the Vault’s Environment Configuration service. This also allows an organization to manage and distribute ratified, custom script projects to Altium Designer users through administrative control. |
Ability to Define the Default Footprint for a Vault ComponentAltium Designer 17.0, in conjunction with Altium Vault 3.0, brings the ability to specify a default footprint model to be used for a vault component. This is especially useful, and needed, for components that use multiple footprint models, allowing you to get the footprint you need, by default, when the component is placed into a design (rather than one picked at random). | Support for Multiple Footprints in a Component TemplateAltium Designer 17.0, in conjunction with the Component Template Editor extension, brings support for defining multiple PCB footprints as part of a Component Template. Any number of footprint model links may be specified, and this will be a welcome feature for those wishing to create components that reference 3 footprints, satisfying the IPC requirements for different density levels (L (least or minimum copper), M (most, or maximum copper), and N (nominal, or median copper)). |
Support for non-Native Design Files as Part of ReleaseAltium Designer 17.0, in conjunction with Altium Vault (3.0 or later), provides an expanded range of files that can be included when a design is released to the Vault. Files such as PDFs, word processing documents, images files, testing log files etc are added to an OutJob’s PostProcess Output, and will be then included in the release and accepted by the Altium Vault. As this allows any file to be added to an OutJob, native Altium Designer files can also be included in specific release categories such as Fabrication or Assembly data. | Managed Projects Usability ImprovementsAltium Designer, in conjunction with Altium Vault (3.0 or later), provides an improved approach to creating and working with Altium Designer Managed Projects and the release of their manufacturing output data. Altium Designer works with Managed Projects by providing simplified, direct access to the Vault-based project data, and also offers a host of advanced new project management features. Within the Vault, a Managed Project is inherently associated with its released production data, with both the design source and manufacturing output available from a single unified location. |
Streamlined Migration of Existing Libraries to an Altium VaultAltium Designer, in conjunction with Altium Vault (3.0 or later) provides a streamlined, simple process to quickly migrate your existing libraries to an Altium Vault. The GUI to this process - the Library Migrator view - presents an intuitive flow that takes initial selected libraries, and migrates them to a target Altium Vault. Catering for all types of libraries, relating to older component management methodologies - SCHLIB, PCBLIB, INTLIB, DBLIB, SVNDBLIB - the Library Migrator is the perfect solution to quickly building your company's set of vault components, and the many benefits that such components enjoy (high-integrity, lifecycle management, centralized storage and managtement, where-used functionality, ease of design resuse). And while the migration process can be configured - giving you enhanced control over how that migration is performed - at its most simplistic, you can simply accept the default settings and set the migration in motion within a matter of clicks. |
New Document Defaults from Vault and Enhanced Preferences ReleaseThe Altium Vault (3.0 or later) offers the ability to store and manage a wide range of Altium Designer document Templates, which when set to suitable Permission and Lifecycle states, can be reused in future designs. In Altium Designer 17.0, templates hosted in the vault (as Managed Templates) can be manually applied to Altium Designer documents, set as the default template for new Altium Designer documents, and be included in Preferences that are released to the Vault and then reapplied through the Team Configuration center. | Ability to Acquire Vault Data in IntLib FormatAltium Designer 17.0, in conjunction with Altium Vault (3.0 and later), delivers a powerful enhancement to the Content Cart. You now have the ability to acquire components from your local Altium Vault, into an Integrated Library (*.IntLib). And when placing components from such an Integrated Library, the actual links are back to the Component Items in the vault. This gives you the ability to effectively use your company's vault components in an offline fashion, while ensuring the design still maintains a true connection to those components in the source vault. |
Item Manager EnhancementsAltium Designer 17.0, in conjunction with the Altium Vault (3.0 and later), offers the ability to update board design components to Vault-sourced Managed Components using advanced Parameter matching in the Item Manager. The ‘automatching’ process uses a highly configurable Rule system to target suitable Component Item Revisions in the Vault, which are then updated to the board via an Engineering Change Order. The Item Manager provides a fast and effective way to convert a PCB project to one that uses fully managed library components from a centralized Altium Vault. | Checking for Outdated Components as Part of Project CompilationAltium Designer 17.0 brings the ability to check whether the revisions of placed vault components are the latest available. This ability - essentially validating that vault components in a design are all up-to-date and using the latest revisions of their parent Component Items - can be checked as part of project compilation. At the heart of this checking is the Component revision is Out of Date violation type, part of the category: Violations Associated with Components. Configure the reporting mode for this check on the Error Reporting tab of the Project Options dialog. |
Additional Enhancements & ImprovementsAltium Designer 17.0 delivers a number of additional performance-related enhancements and improvements, related to working with an Altium Vault, including:
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