Altium Designer の新機能
Altium Designer 19.0
リリース: 2018年12月17日 – バージョン: 19.0.10 (build 269)
リリース: 2019年2月5日 – バージョン: 19.0.12 (build 326)
リリース: 2019年3月5日 – バージョン: 19.0.14 (build 431)
リリース: 2019年4月18日 – バージョン: 19.0.15 (build 446)
この新しい Altium Designer では、新機能や、ソフトウェアの主要なテクノロジーの改善点があります。また、AltiumLive コミュニティの BugCrunch システムで、お客様が報告した問題点の改善にも取り組んでいます。新機能を追加、既存の機能を改善し、最先端のエレクトロニクス テクノロジーを利用できます。
機能概要
高度なレイヤ構成管理多層高速 PCB のレイヤ構成では、設計要件を満たすために必要なインピーダンスとなるように、レイヤ順、材料、厚さ、ビア構成等、複雑な定義が必要です。 これを考慮して、レイヤ構成設定の全ての面を対応するために Layer Stack Manager を再設計しました:
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改善したインタラクティブ配線ツール
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マイクロビアの対応コンポーネント内でフリップチップやチップスケール パッケージが既に一般的に使用されていますが、マイクロビア (uVia) は、高密度基板設計でより一般的となっています。
非常に小さいサイズのマイクロビアを使用して、より高密度に設計し、シグナルインテグリティの問題を減らすことができます。
マイクロビアは、新しいレイヤ構成マネージャで、隣接した、またはスキップ マイクロビアとして定義できます。マイクロビアは、従来のビアのようにレイヤ変更やデザインルールに基づいて、インタラクティブ配線中、自動で使用できます。
レイヤ変更中、現在のマイクロビア(または、マイクロビア スタック)は、ステータスバーに表示されます。ショートカット 6 を押して、マイクロビア/ビアを切り換えできます。Stacked マイクロビアは、複数のレイヤに渡ってレイヤを変更して配置できます。
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オブジェクトレベルのパッド、ビアのサーマル接続ルール主導のデザインでは、デザインの全体の仕様をコントロールするために理想的です。しかし、ルールは、その場の要求(例えば、特定のパッドやビアに関するポリゴンとのサーマル接続を設定)を扱う時、難しくなります。
このバージョンでは、パッド、ビアレベルのサーマル接続機能を導入しました。Altium Designerの効果的なProperties パネルを使用して、1 回の編集操作で 1 つ、または多くのパッド/ビアの Thermal Relief 設定を編集できます。 |
構造エレクトロニクス設計 - Printed Electronicsエレクトロニクス製品の設計や開発における発展は、電子回路を土台(例えば、製品の一部となるプラスチック成形)へ直接、印刷する機能です。
このバージョンでは、printed electronics の設計を対応しました; 導電、非導電層のスタックの定義や、絶縁体領域のインタラクティブ、または自動による定義を含む。
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Draftsman の改善パフォーマンスの改善やユーザインターフェースの改良に加え、Draftsman では、基板製造ドキュメントに含まれる情報やデータの他に、様々な新機能を追加しました。
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Components パネル既存の Libraries パネルの代替え(より高度なパネル)として開発した新しい Components パネルでは、管理されたコンテンツサーバ で管理されている 管理されたコンポーネント を含む、全てのコンポーネントへ直接、アクセスできます。パネルには、モデル、パラメータ、データシート、管理されたコンポーネント、Part Choice や Where User データを含む、選択したコンポーネントの関連データが表示されます。
Components パネルには、サーバベースの管理されたコンポーネント用に、新しい Parts Search パネルに適用した新しいファセット検索機能も含まれています。このパネルの検索機能により、コンテキスト動的フィルタに基づいて、会社のコンポーネント リソースから必要な部品を正確に素早く見つけることができます。
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新しい Part Search パネルこのバージョンでは、PCB デザインの適切な部品を調査、選択、調達するプロセスを一箇所(多機能の Part Search パネル)で行えます。この新しいパネルには、Altium Parts Provider の拡張機能や Altium Content Vault のデータリソースが含まれており、新しいファセット検索エンジンを使用して最も適切な部品を検索できます。
Part Search パネルには、部品データのリスト(製造メーカーのパラメータ、関連モデル、データシート、価格/入手可能性の概要、部品サプライヤーリンクを含む)が表示されます。より容易、正確に必要な部品を見つけるために、パネルの検索エンジンによる、パラメータフィルタの適応範囲(ユニット認識パラメータ値の指定子を含む)や、要素(例えば、在庫レベル、モデル入手可能性、価格)に基づいた段階的なリストを利用できます。
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製造メーカー中心の ActiveBOMこのバージョンでは、ActiveBOM の機能を、サプライヤー中心のコンポーネント選択機能から製造メーカー中心のコンポーネント選択へ移行しました。Manufacturer Part Number (MPN) を主要なコンポーネント参照として使用して、クラウドベースの Altium Parts Provider によるリアルタイムのサプライチェーン情報(サプライヤー在庫レベル、価格、ライフサイクル状態を含む)へアクセスできます。
新しい Parts Search panel で部品を検索、または新しい Add Part Choice ダイアログを介して Manufacturer Links を作成、編集します。これらは、どちらも同様のインターフェースを共有します; カテゴリによるナビゲーション、パラメータによるフィルタリング、効果的なファセット検索エンジンを含む。
このバージョンの ActiveBOM は、以下も対応しています:
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新しい BOM レポートマネージャ新しい BOM レポートマネージャは、より使いやすく設定できるインタフェースを備えているため、BOM 生成プロセスを容易に行えます。新しいレポートマネージャは、ActiveBOM と組み合わされ、同様のインターフェースのコントロール、レイアウトとなっています。
レポートマネージャは、以下が可能です:
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より素早く正確なマルチボード設計このバージョンでは、マルチボード アセンブリ エディタへ MCAD のような編集機能を導入しました。これには、以下が含まれます:
これらの新しいマルチボード機能は、新しい 3D エンジンを使用します。これには、マルチボード ファイルフォーマットへの更新が必要です。そのため、既存のマルチボード デザインでは、子 PCB アセンブリを再インポートする必要があります (Design » Import Changes)。
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その他の新機能と改善点
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