ショートカットキー

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ソフトウェア環境での生産性を上げる1つの方法はショートカットキーについて学習することでしょう。マウスをボタンに合わせたり、メニューを選択するより効率が良く、一旦ショートカットキーを覚えてしまえば直感的に使えるようになります。このアーティクルでは、様々な設計領域で共通に利用できるデフォルトのショートカットを集めました。

ショートカットの表示

Altium Designerのようなマルチエディタ環境で、特にコマンド実行時に利用できる特別な用途のもの等は、ショートカットを覚えるのが難しい場合があります。このような状況を対応するため、Altium Designerでは、インタラクティブな回路図、およびPCBコマンドから使用できるショートカット メニューを表示できるようにしています。インタラクティブなコマンド、例えば、回路図エディタでPlace » Wireの実行時、Shift+F1のキーボード ショートカットを使えば、その該当段階で使用できる全ショートカット リストのメニューが表示されます。メニューから他のコマンドを選択して処理することができますし、あるいはESCを押せば現在、実行されているコマンドに影響を与えずにメニューを閉じることができます。

Shift+F1のショートカットを使用すると、利用可能、またはショートカットに関するメモリを更新でき、よく使われるメニューと同じようにしてマウスで必要なオプションを選択することもできます。
Shift+F1のショートカットを使用すると、利用可能、またはショートカットに関するメモリを更新でき、よく使われるメニューと同じようにしてマウスで必要なオプションを選択することもできます。

この他にも、相互利用できるコマンドの実行中、F1のショートカットを使用することができます。このショートカットで、利用できるショートカットのリストを表示 (ここからの起動はできません) するGraphical Editing Hot key Listダイアログ、および現在、実行されているコマンドのドキュメントを表示できます。

ダイアログを閉じるときにCloseボタンを使用すると、現在、実行中のコマンドでのカーソルを動かすことになるので、Esc、あるいはEnterを押す方が便利かもしれません。

Graphical Editing Hot key Listダイアログを使用して、現在、実行中のコマンドで利用可能なショートカットに関するメモリを更新することができます。
Graphical Editing Hot key Listダイアログを使用して、現在、実行中のコマンドで利用可能なショートカットに関するメモリを更新することができます。

ショートカットキーの編集

コマンドに割り当てたショートカットキーを追加、または編集する最も早い方法は、関連するメニューかツールバーの該当するコマンド上でCtrlを押しながらクリックすることです。Edit Commandダイアログが開き、ショートカットキーの追加や割り当てたショートカットの編集ができます。

ショートカットを編集、または追加するには、Ctrlを押しながらメニュー、またはツールバーのエントリーをクリックしてEdit Commandダイアログを開きます。
ショートカットを編集、または追加するには、Ctrlを押しながらメニュー、またはツールバーのエントリーをクリックしてEdit Commandダイアログを開きます。

ショートカットを定義するにはPrimary欄 (ダイアログのShortcuts領域内) 内をクリックし、キーボードで使用したいキーの組み合わせを押します。この他に、ドロップダウンリストから希望のキーを選択することもできます。希望するショートカットキーの組み合わせが既に使用されている場合、その組み合わせを使用しているコマンドがCurrently in use by欄に表示されます。

ショートカットやコマンドをカスタマイズする別の方法は、Customizing Editorダイアログを使用することです。メインメニューバーの何もない箇所をダブルクリック、またはメニューバーかツールバーを右クリックしてこのダイアログを表示し、ドロップダウンメニューからCustomizeを選択します。ショートカットを追加/編集するコマンドを設定するには、ダイアログのCategoriesリストから[All]オプションを選択します (このときフィルタを使用すると目的のコマンドをすばやく見つけることができます)。Commandsリストから目的のコマンドをダブルクリックするとEdit Commandダイアログが開くので、そこからショートカットキーの追加/編集を行うことができます。

Customizing Editorダイアログでは、すべてのコマンドとショートカットを表示できます。コマンドをすばやく見つけるにはフィルタを使用します。
Customizing Editorダイアログでは、すべてのコマンドとショートカットを表示できます。コマンドをすばやく見つけるにはフィルタを使用します。

ショートカット リスト

以下に挙げる (タイトル上の) 折りたためる項目をクリックすると、表示されているエディタで利用できるデフォルトのショートカット リストを表示できます。

ショートカット リストの中で、プラス (+) シンボルは操作中に複数のキーを押し続けることを意味します。例えば、Shift+F1Shiftキーを押したままF1キーを押すという意味です。同じようにShift+Ctrl+PgUpとは、Shiftキーを押しながらCtrlキーを押し、同時にPgUpキーも押すという意味です。
標準的なマウスボタンを使用する場合、「クリック」は左ボタンを1回クリック、「ダブルクリック」は左ボタンを2回クリック、「右クリック」は右ボタンを1回クリックすることを意味しています。

アクセラレータキー

標準のショートカットキーに加え、Altium Designerはアクセラレータキーも採用しています。これらのキーは、メインメニューシステム (右クリックメニューではありません) の一部として使用し、キーを逐次的に使用してコマンドを実行できるようにするためのものです。

アクセラレータキーの指定

アクセラレータキーは、アクセラレータとして使用したい文字のすぐ前にアンパサンド (&) を追加して、メニュー、あるいはコマンドの表題の一部として指定します。メニュー内で、現在のアクセラレータキーは下線で区別します。

Ctrl+メニューエントリー上でクリックして、Edit Drop Down Menuダイアログが表示されます。Ctrl+コマンドエントリー上でクリックして、Edit Commandダイアログが表示されます。定義した表題内の必要な位置に、&の文字を追加します。
任意のメニュー、あるいはサブメニューに対して、アクセラレータキーとして特定の文字を1つだけ使用することができます。

詳しく説明すると、アクセラレータキーを利用したメインメニューを表示するには、Altキーを押す必要があります。これは、ポップアップメニューに同じキーが割り当てられている可能性があるからです。例えば、PCBエディタでRouteメニューを表示するにはAlt+Rを使用します。

多くの場合、メインメニューにもポップアップキーが割り当てられています。このような場合、該当のキーを使用するとポップアップメニューが表示されることになります。例えば、FileメニューはAlt+Fで表示できますが、Fを押してポップアップメニューから表示することもできます。この機能は、Edit Drop Down Menuアイアログのメニューから、Popup Key欄を利用して定義します。

ポップアップキーを指定して、ポップアップとしてメニューを利用できます。
ポップアップキーを指定して、ポップアップとしてメニューを利用できます。

ポップアップキーは、テキストベースのエディタのメニューには割り当てられておらず、メインメニューはAltキーを使用した場合のみアクセスできます。

以下の表は、各種エディタでメインメニューへの割り当てに利用できるアクセラレータ、およびポップアップキーの概要です:

メニュー アクセラレータキー ポップアップキー
File F F
Edit E E
View V V
Project C C
Place P P
Design D D
Tools T T
Route U U
Reports R R
Window W W
Help H H

アクセラレータキーの組み合わせの例

以下の折りたたみ可能な項目 (表題上の) 上でクリックして、指定したエディタで利用可能なアクセラレータキーの組み合わせのリストを表示できます。何百もの組み合わせを利用できるため、好みのキーボードの組み合わせを作成し、設計する時に使用できます。

アクセラレータキーの組み合わせを参照する時、カンマ (,) は各キーを続けて押すことを意味しています。例えば、T, V, Uは、Tキーを押し、続けてVキーを押し、その後にUキーを押すことを意味します。
いくつかの例において、アクセラレータキーはダイアログ内でキーの組み合わせとして使用し、最終的にダイアログで設定、適用します。

 

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注記

利用できる機能は、Altium 製品のアクセスレベルによって異なります。Altium Designer ソフトウェア サブスクリプション の様々なレベルに含まれる機能と、Altium 365 プラットフォーム で提供されるアプリケーションを通じて提供される機能を比較してください。

ソフトウェアの機能が見つからない場合は、Altium の営業担当者に連絡して 詳細を確認してください。

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