Vivado ツールチェーンの改善
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統合された Altium Designer の FPGA ツールチェーンを拡張し、最新バージョン Xilinx Vivado 2014 の開発環境に対応しました。
インストールされているツールチェーン(FPGA の配置配線プロセスに使用)を Altium Designer で有効にすることで、ベンダの FPGA 開発ツールを自動で検出し登録されます。同じベンダの複数のバージョンを対応し、現在の Vivado 2014 も認識できます。
登録したツールチェーンに関するパスは、Preferences ダイアログの FPGA – Place & Route ページで確認、設定できます。
Toolchain Options 画面で、現在、登録されているツールチェーンのパスが表示されます。そして、Use ボタンで有効、または無効にできます。同じベンダの複数のツールチェーンがインストールされている場合、デザインで使用しているデバイスに依存して、特定のバージョンを有効にできます。
Vivado 2014 IDE は、通常、C:\Xilinx\Vibado\2014xx
ディレクトリにインストールされます。必要に応じて、インストールされている(そして、互換性がある)ツールチェーンのパスは、<User Specified> オプションを選択してパスを入力し、手動で指定できます。
拡張したCheckpoint バージョンの対応
Xilinx Vivado 設計システムでは、フローの特定の時点でデザインの ‘スナップショット’ を保存する Checkpoints を使用します。Checkpoints は、デザインの checkpoint ファイル (*.dcp
) として、データベースフォーマットで保存され、必要に応じて、再読み込みできます。
Altium Designer で Vivado design Checkpoints を利用するには、特定のコマンドを使用します。これは、最近のバージョンの Vivado 2014 ツールチェーンに導入されている別のコマンドによる方法も対応しています。