バリアントの改善

Main article: True Variants

バリアントの鍵となる機能は、異なるフットプリントを使用する別のコンポーネント（代替え部品）を選択する機能でした。両方のフットプリント共、デザインを同期中、PCB へ移行されます。そして、実装するのは 1 つだけですが、両方共、PCB に配置する必要があります。このバージョンでは、この機能に関する多くの改善点があり、以下で説明しています。

重なったコンポーネントのデザインルールチェック

デザインルールチェックでは、重なった代替えコンポーネントを対応します（代替え部品は、同じユニーク ID を共有するので、それらは代替え部品と認識され、エラーとして検出しないようにできます）。

TSOP 内に配置した BGA（これらは、代替え部品であるため、これを許可するルールは必要ありません）。

PCB リ・アノテート

PCB でのリ・アノテートは、多くの設計者が求める要件で、コンポーネントを容易に基板上に配置できます。このバージョンでは、他のコンポーネントと同様に代替え部品を対応しています。リ・アノテートを実行した時、代替え部品のデジグネータは、再割り当てされますが、互いに同じデジグネータのままになります。これらのアノテート変更は、回路図へ戻せます。

バリアント出力生成

PCB 実装図のような出力生成で、実装する/実装しない や、代替え部品の状態を表示できます。Variant Options ダイアログの PCB Drawing Options の項目で、実装する/実装しない部品の表示を設定します。

実装しないコンポーネントは、非表示にしたり、ドラフトモードで表示できます（様々な表示オプションがあります）。

データベースにリンクしたバリアントと BOM 生成

BOM を出力中に、データベースからパラメータを追加、または、既存のパラメータ値を更新できます。

コンポーネント データベースをプロジェクトで使用するには、2 つの方法があります: Altium DbLib ドキュメントを介する方法（データベース レコードをコンポーネントとして表現できます）; または、Altium DbLink ドキュメントを介する方法（一致するレコードを設定して、データベース パラメータ値を反映できます）。データベースリンクと更新は、設計プロセス中や BOM 生成中、実行できます。

IMAGE

BOM generation ダイアログには、BOM 生成中にパラメータ値を更新するための 2 つのオプションがあります。これらのオプションは、以下のように働きます:

• Include Parameters from Database - データベースのパラメータ値を含めます（回路図のパラメータ値は、データベースの値で上書きされます）。
• Include in Component Variations - コンポーネントバリエーションは、データベースのパラメータ値で上書きされ、それを含めます。