WorkspaceManager_Err-ObjectNotCompletelyWithinSheetBoundariesObject Not Completely within Sheet Boundaries_AD - Version: 1.0
Created: 12月 10, 2019 | Updated: 7月 01, 2024
| Applies to versions: 1.0, 1.1, 2.0, 2.1, 3.0, 3.1 and 3.2
現在、バージョン 3.2. をご覧頂いています。最新情報については、バージョン WorkspaceManager_Err-ObjectNotCompletelyWithinSheetBoundaries((Object Not Completely within Sheet Boundaries))_AD - Version: 1.0 の 4 をご覧ください。
親カテゴリ: Violations Associated with Others
デフォルトのレポートモード:
概要
この違反は、デザインオブジェクトが回路図シートの範囲外にあるときに起こります。
通知
回路図でコンパイラerrorとwarningを表示するように設定している場合 (PreferencesダイアログのSchematic - Compilerページで有効化)、問題のオブジェクトの下に色付きの波線が表示されます。オブジェクトにマウスを合わせると、違反を要約したヒントがポップアップ表示されます。Messagesパネルには、以下の形式の通知も表示されます:
Off sheet <ObjectIdentifier> at <Location>
上記は、以下を示します:
ObjectIdentifier
は、シートで定義した境界内に入っていない特定のオブジェクトを識別します。この識別子は、オブジェクトのタイプ、およびその名前/デジグネータから構成されます (例、Port <PortName>
)。Location
は、オブジェクトの電気的ホットスポットのX、Y座標です。
推奨する解決策
オブジェクトをシートに配置、あるいはペーストするとき、シートの境界の範囲を超えると配置/ペーストができません。この問題は、一般的に、オブジェクトの配置後にシートのサイズと向きを変更した場合に起こります。この問題を解決するには以下の方法を考慮します:
- シートの向きを変更します。
- より大きなシートサイズを選択します。
- 問題のオブジェクトをシート内に移動します。
最初の2つの方法は、Propertiesパネル (デザインワークスペースでオブジェクトを選択していないとき) のGeneralタブにあるPage Optionsの項目から実行できます。シートサイズの変更は、この問題を解決する一番簡単な方法です。オブジェクトを手動で移動するには、問題のオブジェクトのスペースを作るため、回路図レイアウトの変更が必要になる場合があります。
ヒント
- Object Hintsは、PreferencesダイアログのSystem - Design InsightページでEnable Connectivity Insightオプションが有効な場合のみ表示されます。Connectivity Insight Options領域内のObject Hintsに関連するコントロールを利用して、そのようなヒントの起動方式を決めることができます (マウスを合わせる、またはAlt+ダブルクリック)。