Multiple Top-Level Documents
Created: 10月 01, 2018 | Updated: 7月 01, 2024
| Applies to versions: 1.0, 1.1, 2.0, 2.1, 3.0, 3.1 and 3.2
現在、バージョン 3.2. をご覧頂いています。最新情報については、バージョン Multiple Top-Level Documents の 4 をご覧ください。
親カテゴリー: ドキュメントに関連する違反
デフォルトのレポートモード:
概要
この違反は、階層デザインにおいてトップレベルに2つ以上の回路図シートがある時に起こります。
通知
回路図でコンパイラerrorとwarningを表示するように設定している場合 (PreferencesダイアログのSchematic - Compilerページで有効化)、問題のオブジェクトの下に色付きの波線が表示されます。オブジェクトにマウスを合わせると、違反を要約したヒントがポップアップ表示されます。Messagesパネルには、以下の形式の通知も表示されます:
Multiple top level documents: <SheetName> has been used
上記は、以下を示します:
- SheetNameは、現在トップレベルシートに使用されている回路図ドキュメントの名前です。
推奨する解決策
この問題は、一般的に、トップシート上のシートシンボルが、意図したサブシートを正しく割り当てていない場合に発生します。この問題を解決するには、まずどれが意図した回路図シートなのかを決めます。シートシンボルが、トップレベルの回路図で意図したサブシートとして配置されているかどうかをチェックします。
- シートシンボルが存在しない場合は作成します (手動で配置するか、あるいはCreate Sheet Symbol From Sheetコマンド (メインDesignメニューから利用可能) を使用して)。
- シートシンボルが存在する場合、サブシートを参照していることを確かめます。シートシンボルのFile Name欄 (PropertiesパネルのGeneralタブにあるPropertiesの項目内 (シートシンボルがワークスペースで選択されているとき)) 内のエントリをチェックします。ターゲット ドキュメント自体は、Sourceの項目 (パネルの同じタブ) 内で指定します (sourceを標準のシートシンボルのLocalに設定して)。
再コンパイルの際、階層は解決し、エラーもMessagesパネルからなくなります。
ヒント
- Object Hintsは、PreferencesダイアログのSystem - Design InsightページでEnable Connectivity Insightオプションが有効な場合のみ表示されます。Connectivity Insight Options領域内のObject Hintsに関連するコントロールを利用して、そのようなヒントの起動方式を決めることができます (マウスを合わせる、またはAlt+ダブルクリック)。