ドリルペアの参照
This document is no longer available beyond version 15.1. Information can now be found here: Blind, Buried & Micro Via Definition for version 25
Drill Pair の設定は、スタートレイヤとストップレイヤで定義したドリル穴のレイヤ間の範囲を表します。これは、デフォルトタイプのビア(トップからボトムレイヤまで)、ブラインドビア(表層から内層まで)、ベリードビア(ある内層から他の内層まで)に関するドリル穴のレイヤ範囲を定義するために使用します。
ドリルペアのアプリケーションと管理を改善し、基板のレイヤ構成に基づいたレイヤの組み合わせを設定できます(ビアを設定している時にドリルのスタート、ストップレイヤを個々に設定する方法から変更しました)。Drill-Pair Manager を表示する方法を改善し、主要な場所からドリルペアを定義できます。
ビアのドリルペアは、Via ダイアログの Drill Pair (これは、Drill-Pair Manager で事前に定義します)のドロップダウンリストから設定できます。
ビアのドリルペアを設定するには、ダイアログの Drill Pair リストから選択します。
また、ダイアログの下部にある ボタンから直接、Drill-Pair Manager を開けます。Drill-Pair Manager は、Layer Stack Manager ダイアログ – Design » Layer Stack Manager のDrill Pairs ボタンからも表示できます。
ドリルペアは、Drill-Pair Manager の Drill-Pair Properties ダイアログ( ボタンから新しいペアを定義、または既存のペアを編集(ペア定義をダブルクリック、または ボタンをクリック)します)から定義します。
ドリルペアのスタート、ストップレイヤは、基板の Layer Stack 設定でのみ選択できます。デフォルトのドリルペア定義は、Top Layer – Bottom Layer であることに注意してください。
例えば、ビアの既存のドリルペアを割り当てできない場合、そのドリルペアは Drill Pair Manager から削除されています(ドリルペアは、Via ダイアログで赤色でハイライト表示されます)。
基板レイヤ構成で存在しないレイヤを参照するドリルペアがビアに割り当てられている場合の保護機能があります。この場合、ビアをセレクトした時、または List パネル、PCB パネルの Pad & Via Template モード等でセレクトした時、ビアは、デフォルトの Top-Bottom ドリルペア設定に戻されます。
デザインルールからドリルペアを指定
以前のバージョンでは、デザインルールは、StartLayer
と StopLayer
クエリキーワードを使用してドリルペアを指定するスコープを設定できました。DrillPair
のキーワード(以下のシンタックス)を使用して、ドリルペアを定義できます:
DrillPair = '<UpperLayerName> - <LowerLayerName>
'
例えば:
DrillPair = 'TopLayer - SignalLayer1'
- レイヤ名は、Layer Stack Manager ダイアログで入力した名称である必要があります。