KB: フレキシブルなPCBの曲げ設定とアニメーション

ソリューションの詳細

3Dモードで完全に柔軟なPCBの曲げをアニメーション化するには、少なくとも1つの固定されたリジッドボード領域が参照フレームとして使用される必要があります。便利なことに、典型的な設計では、ボードの端に他のボードと接続するために機械的に強化する必要がある小さな部分があります。例えば、スティフナーを接着することで、このリジッドボード領域に割り当てることができます。

1. レイヤースタックマネージャーまたはDesign » Layer Stack Managerで、Is Flexオプションが有効になっているもの（フレックス）と無効になっているもの（リジッド）で異なる、二つの同一のサブスタックを作成します。

カスタムビキニカバーレイを使用する場合、サブスタックは同一ではありませんが、フレックスサブスタック内のカスタムオーバーレイは、3D出力におけるリジッドサブスタックの標準はんだマスク層と同等になります。

2. ボードプランニングモードまたは View » Board Planning Modeで、参照フレームとして使用するための端に小さなボード領域を定義します。
3. ステップ2でボード領域をダブルクリックし、ステップ1からのリジッドサブスタックを「3Dロック」オプションを選択して割り当てます。

4. メインのフレックス領域をダブルクリックして、曲げ線を定義し設定します。

5. 3DモードまたはView » 3D Layout Modeで、'5'を押して3Dモードでの曲げ角度/方向を確認します。

詳細については、オンラインマニュアルをご参照ください：

リジッドフレックスのサブスタックを定義および設定する方法

[Altium Designer でボード領域と曲げ線を定義する](https://www.altium.com/documentation/altium-designer/defining-board-regions-and-bending-lines-ad)