WorkspaceManager_Err-ComponentRevisionHasInapplicableStateComponent Revision has Inapplicable State_AD
親カテゴリ: Violations Associated with Components
デフォルトのレポートモード:
概要
この違反は、少なくとも配置されたComponent Item Revision (管理されたコンテンツサーバから配置された) の1つが、不適切な状態にあると検出されたときに起こります。例えば、Component Itemが現在、Depracated (廃止)、あるいはObsolete (古い) であって、最新の設計では配置できない場合があります! 適応性は、State PropertiesダイアログのAllowed to be used in designsオプションで決めます。Edit Lifecycle Definitionsダイアログ内から、親Lifecycle定義内のstateのエントリをダブルクリックするか、そのエントリを選択したときに表示されるeditアイコン () をクリックして、このダイアログを表示し必要なstateにします。このオプションが有効なとき、このstateのItem Revisionをデザインで使用できるようになります。これは、Applicableとみなされます。このオプションが無効のとき、このstateのItem Revisionは使用することができず、Inapplicable (あるいはnon-applicable) とみなされます。
通知
回路図でコンパイラerrorとwarningを表示するように設定している場合 (PreferencesダイアログのSchematic - Compilerページで有効化)、問題のオブジェクトの下に色付きの波線が表示されます。オブジェクトにマウスを合わせると、違反を要約したヒントがポップアップ表示されます。Messagesパネルには、以下の形式の通知も表示されます:
Component <Designator> <Comment>: Component revision has inapplicable state,
上記は、以下を示します:
- Designatorは、コンポーネントのデジグネータです。
- Commentは、コンポーネントのコメントです。
推奨する解決策
Item Managerダイアログを使用して、デザインでの使用に適した代替用のComponent Item Revisionを選択します。不適切とされた各コンポーネントについてこの措置を取ります。この他にも、それぞれのコンポーネントのレベルで、既存のComponent Item Revisionを異なるレビジョン、あるいは異なるComponent Itemのレビジョンへ切り換えることもできます。回路図上のコンポーネントを選択するだけで、Propertiesパネルでそのプロパティを表示できます。パネルのPropertiesの項目内で、Updateボタンをクリックして現在のComponent Itemの最新レビジョンを採用するか、Design Item ID欄の右にある ボタンをクリックしてサーバにアクセスし、他のComponent Item Revisionをブラウズすることも可能です。
ヒント
- Object Hintsは、PreferencesダイアログのSystem - Design InsightページでEnable Connectivity Insightオプションが有効な場合のみ表示されます。Connectivity Insight Options領域内のObject Hintsに関連するコントロールを利用して、そのようなヒントの起動方式を決めることができます (マウスを合わせる、またはAlt+ダブルクリック)。
- 配置された管理されたコンポーネントが、ソースサーバと接続されなくなった (例えば、配置元サーバが切断された、あるいはサーバからサインアウトした) 場合、Component revision has inapplicable state checkに違反します。これは、Messagesパネルに以下のフォームで表示されます: Component <Designator> <Comment>: Can't perform revision status validation: Failed to get session: Access denied! User login required for this service.
- デザインのリリースプロセス中にも、デザイン内で不適切に使用されているコンポーネントを識別できます。全体のリリース検証にComponent State Checkingを追加して設定するだけです。