WorkspaceManager_Err-AmbiguousDeviceSheetPathResolutionAmbiguous Device Sheet Path Resolution_AD
親カテゴリ: Violations Associated with Documents
デフォルトのレポートモード:
概要
この違反は、ターゲットのデバイスシート (シートシンボルのFile Name欄で指定した) が複数の宣言されたデバイスシートフォルダで見つかった場合に起こります。
通知
回路図でコンパイラerrorとwarningを表示するように設定している場合 (PreferencesダイアログのSchematic - Compilerページで有効化)、問題のオブジェクトの下に色付きの波線が表示されます。オブジェクトにマウスを合わせると、違反を要約したヒントがポップアップ表示されます。Messagesパネルには、以下の形式の通知も表示されます:
Ambiguous Device Sheet Resolution for <DeviceSheetName>
上記は、以下を示します:
- DeviceSheetNameは、親デバイスシートシンボルのFile Name欄の現在のエントリです。File Name欄内のエントリと異なり、メッセージには拡張子も含まれます (*.SchDoc)。
推奨する解決策
MessagesパネルのDetails領域を利用して、疑わしいデバイスシートシンボルをクロスプローブ表示します。シンボルをダブルクリックして、Propertiesパネルにあるプロパティを表示します。パネルのGeneralタブ上にあるSourceの項目に、デバイスシートが現在、使用するインスタンスへのフルパスが表示されます。
宣言されたデバイスシートフォルダ内では、デバイスシートインスタンスが最初に検出され、さらにこれらのフォルダ (PreferencesダイアログのData Management - Device Sheetsページ上で宣言された) は上から順番に検索されることに注意してください。現在、使用されているデバイスシートが正しいインスタンスであれば、この違反を無視することができます。もし、正しくなければ、正しいインスタンスが存在するフォルダを選択し、リストの上部にあるフォルダまでMove Upボタンをクリックします。
しかしながら、この方法は特定のデバイスシートに直接、関わる問題を解決しても、あいまいさの問題が残ります。この問題を完全に解決するには、余分なデバイスシートを識別し、宣言されたデバイスシートフォルダから取り除く必要があります。
ヒント
- Object Hintsは、PreferencesダイアログのSystem - Design InsightページでEnable Connectivity Insightオプションが有効な場合のみ表示されます。Connectivity Insight Options領域内のObject Hintsに関連するコントロールを利用して、そのようなヒントの起動方式を決めることができます (マウスを合わせる、またはAlt+ダブルクリック)。