OLEオブジェクト

現在、バージョン 15.1. をご覧頂いています。最新情報については、バージョン OLEオブジェクト の 17.1 をご覧ください。


OLEオブジェクトのダイアログでは、OLEオブジェクトのプロパティを管理できます。

概要

このダイアログでは、OLEオブジェクトのプロパティを定義できます。

オブジェクトリンクと埋め込み(OLE)の機能により、他のWindows OLEアプリケーションが提供するオブジェクトをPCB設計に埋め込み、ソースアプリケーションにアクティブにリンクすることができます。多くの場合、これにより、埋め込まれたPCBデータをそれを作成したアプリケーション内から編集できます。

PCBドキュメントに配置される典型的なオブジェクトには、一般的なExcelドキュメント、Wordドキュメント、または適切なOLEイメージアプリケーションからのグラフィックオブジェクトが含まれます。サポートされているファイルタイプには、CSVXLS形式のスプレッドシート、DOCRTFのWordドキュメント、8ビットのBMPJPGイメージファイルなどのユニバーサルフォーマットが含まれます。

詳細については、OLEオブジェクトページをご覧ください。

アクセス

配置中にPlace » Object From Fileをツールバーから選択し、Tabキーを押すことでダイアログにアクセスできます。配置後は、OLEオブジェクトをダブルクリックするか、オブジェクトを右クリックしてコンテキストメニューからPropertiesを選択することでダイアログにアクセスできます。

オプション/コントロール

  • Rotation - OLEオブジェクトの回転度を定義します。
  • Location X/Y - OLEオブジェクトのX軸とY軸を定義または編集して、配置場所を設定します。
  • Layer - ドロップダウンメニューからOLEオブジェクトを配置するレイヤーを選択します。
  • Edit Data - 対応するOLEアプリケーションでオブジェクトを編集用に開きます。アプリケーションでファイルが保存されると、結果は埋め込まれたPCBオブジェクトに反映されます。例えば、OLEオブジェクトがXLSファイルの場合、 ファイルはMicrosoft Excelで開かれます。Excelで変更を加えて保存すると、それらの変更がPCB上で反映されます。

ヒント

埋め込みOLEスプレッドシートオブジェクト(CSV, XLS,など)をソースアプリケーション(Excel)で編集する際には、セルの内容は成功裏に更新できますが、セルの数を変更しても、その変更がAltium DesignerのOLEオブジェクトには反映されないことに注意してください。

OLEオブジェクトは、Tools » Convert » Explode OLE Object to Free Primitivesコマンドを使用して、適切な領域やテキストオブジェクトに分割することで、自由プリミティブのコレクションに変換することもできます。

OLEオブジェクトを編集しようとした際に対応するOLEアプリケーションが見つからない場合にも、自由プリミティブへの変換オプションが提供されます。

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注記

利用できる機能は、Altium 製品のアクセスレベルによって異なります。Altium Designer ソフトウェア サブスクリプション の様々なレベルに含まれる機能と、Altium 365 プラットフォーム で提供されるアプリケーションを通じて提供される機能を比較してください。

ソフトウェアの機能が見つからない場合は、Altium の営業担当者に連絡して 詳細を確認してください。