親ページ: PCBコマンド
この基本コマンドから派生した次のパッケージ済みリソースを使用できます:
フリップボード
適用パラメータ: Action = FlipBoard
概要
このコマンドは、アクティブボードまたはアクティブコンポーネントを、手でひっくり返すのと同じように裏返すために使用されます。
アクセス
このコマンドには、PCBエディタおよびPCBライブラリエディタから次の方法でアクセスします:
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メインメニューからView » Flip Boardコマンドを選択します。
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Ctrl+Fショートカットを使用します。
PCBライブラリエディタでは、デザインワークスペースで右クリックし、コンテキストメニューからView » Flip Boardコマンドを選択して、コマンドにアクセスすることもできます。
使用
コマンドを起動すると、エディターのワークスペース全体がひっくり返る(反転する)ことになります。
すべてのアクションと編集コマンドは、反転したボード/コンポーネントでサポートされています。座標空間は論理的に同じままで、ワークスペースの原点は左下から右下に移動します。現在のグリッド位置は、マウスを通常の左から右ではなく、右から左に移動すると、X(水平)方向に増加します。ビューが反転している間に生成される出力は、正しい「上から見た」座標情報を維持します。
基板/コンポーネントが反転すると、レイヤーの描画順序も論理ペアの入れ替えプロセスを使用して変更され、Top Overlayは現在のレイヤーの描画順序の位置をBottom Overlayと入れ替え、Top LayerとBottom Layer、Mid-Layer 1とMid-Layer 30、Internal Plane 1とInternal Plane 16などを入れ替えます。Mechanical 画層の描画順序は変更されません。
ヒント
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このコマンドをもう一度使用して、ボードを裏返します。
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描画順序の変更は内部で管理され、PreferencesダイアログのPCB Editor - Displayページで定義されたLayer Drawing Orderリストには反映されません。
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PCB ドキュメントを閉じて再度開くと、ビューステートは自動的に標準の上面表示に復元されます。