3Dエクスポート

Export 3Dダイアログ

概要

Export 3Dダイアログでは、Altium DesignerのPDF3Dエクスポート機能を使用してエクスポートされるPDFの見た目と動作を設定できます。PDFに含まれるデザインコンテンツ、レンダリング、動作が定義できます。

アクセス

ダイアログは、ターゲットファイル名/場所を定義した後、PDF3Dエクスポート機能を実行した後のExport FileダイアログでSaveをクリックすることでアクセスされます（File » Export » PDF3D）。

オプション/コントロール

ジオメトリ

• Selected Only - ワークスペースで選択された特定のオブジェクトタイプを含めるためにこのオプションを有効にします。

• Core - このオプションを有効にすると、PCBのコア材料を含めることができます。

• Solder - このオプションを有効にすると、基板の上部と下部のはんだマスクを含めることができます。

• Silk - このオプションを有効にすると、上部と下部のシルクスクリーンオーバーレイを含めることができます。

• Copper - このオプションを有効にすると、すべての銅層上のオブジェクトを含めることができます。

  • Hide internal - このオプションを有効にすると、上部と下部の銅層を含めることができますが、内部の銅層は含めません。

   

• Text - このオプションを有効にすると、すべての自由テキストおよび関連テキスト（コンポーネントの指定子など）を含めることができます。

• 3D Body - このオプションを有効にすると、すべてのシンプル/押し出し/一般モデルの3Dレンダリングボディを含めることができます。

• Merge meshes - このオプションを有効にすると、ナビゲーション目的で共通のオブジェクトグループを組み合わせることができます。例えば、コンポーネントに属するすべてのパッドを一緒にグループ化します。

• Exclude outside - このオプションを有効にすると、通常のPCB境界外のすべての銅を除外します。

PDF設定

• Auto activate - このオプションが有効になっている場合、PDFがAcrobat Readerで開かれたときに3Dイメージが自動的にレンダリングされます。無効の場合、PDFには最初にクリックしてアクティブ化ボタンアイコンが表示されます。

• Toolbar - PDFリーダーで3Dツールバーを有効にします。

• Navigation - PDFリーダーでモデルツリーナビゲーションペインを有効にします。

• Use 3D Movie views - PCBドキュメントで定義されたキーフレームをエクスポートに含めるためにこのオプションを有効にします。PDF 3Dドキュメントにエクスポートされたキーフレームは、Acrobat Readerで選択可能なビューとして利用できるようになります。PDF 3DドキュメントをAdobe Readerで開いたとき、追加のキーフレームビューがモデルツリーナビゲーションペインのビュー選択エリアに、標準のデフォルト/上/下/左ビューと共に表示されます。

• View - PDFリーダーでの初期ビューアングルを定義します。Default、Top、Bottom、Leftから選択できます。Default設定は透視図です。

• Light - PDFリーダーでの初期3D光源タイプを定義します。None、White、Day、Night、Bright、Primary Color、Blue、Red、Cube、CAD Optimized、Headlampから選択できます。

• Color - 初期画像の背景色を定義します。色見本をクリックして、標準の色を選択ダイアログにアクセスし、希望の色を選択できます。

カラースキーム

ドロップダウンを使用して、事前定義されたビュー構成カラーオプションのリストからPDFレンダースタイルを選択します。これには、システムの現在の3Dビュー設定とボードレイヤーの色が含まれます。

追加ボタン

• Page Setup - 紙のサイズ、向き、余白を設定するページ設定ダイアログにアクセスするためにクリックします。

• Export - エクスポートを開始するためにクリックします。