CircuitMakerで製造のためにデザインを準備するガイド

回路図とPCB図面の印刷

Outputs | Documentation | 印刷 コマンドは、印刷物を設定して生成するために使用されます。アクティブなドキュメントがプレビューウィンドウに表示されます。プレビューのコントロールとオプションを使用して、印刷物を設定します。

PCBドキュメントの追加オプションには以下が含まれます:

  • Outputs | Assembly | Assembly Drawings コマンドは、組立図面を設定して印刷するために使用されます (1)。

  • Outputs | Documentation | Print では、全ての既存レイヤーを含むPCB文書を設定して印刷することができます (2)。

  • Outputs | Fabrication | Printing ドロップダウンのコマンドを使用すると、様々な図面、印刷物、PDFを作成できます (3)。

出力の生成と設計のリリース

プロジェクトを開発する過程において、その進捗における論理的なポイントやマイルストーンがあり、それが完全なバージョンとして「リリース」され、製造や組み立ての準備が整うことがあります。これらは、基本的に、プロトタイプを作成する準備が整った状態に達したか、実際には誰でも構築できる生産バージョンとして最終化されたプロジェクトのライフサイクルの段階です。

CircuitMakerは、プロジェクトリリースの概念でこのニーズに対応しています。プロジェクトリリースには、回路図/PCBプリントアウト、部品リスト(BOM)、製造および組み立てファイルなど、生成された出力ファイルの選択が含まれます。出力生成コマンドを選択してGenerate output filesダイアログを開きます。チェックボックス列を使用して生成したい出力を選択し、ConfigureおよびPage Setup列のコントロールを使用して、該当する各出力の設定を定義します。

出力が設定されたら、出力ファイルを生成ダイアログの下部にあるGenerateボタンをクリックして、選択した出力を生成します。完了すると、出力が正常に生成された場合Up to dateStatus列に表示されます。リストで出力を選択し、Viewボタンをクリックすると、その出力が開いて表示されます。

必要に応じて出力が生成されたら、Releaseボタンをクリックし、リリースの確認ダイアログでOKをクリックしてリリースを実行します。

プロジェクトリリース中に生成された出力は、Altium 365のWeb ViewerのプロジェクトのReleaseビューを通じて利用可能になります。ここでは、特定の出力、出力のグループ、またはリリースのすべての出力をダウンロードできます。

デザインバリアント

PCBは、複数の製品バージョンを製造するために使用できます。各オプションの違いは、ボード上に取り付けられる一連のコンポーネントで構成され、ドキュメントに含まれます。

新しいバリアントを作成するには、Variantsボタン(1)とVariant Managementダイアログを使用します。作成されたバリアントに対して、フィットするかフィットしないかのコンポーネントのリストは、Edit Component Variationダイアログ(2)を使用して上部領域で定義されます。下部領域では、標準バリアント(3)からの追加のコンポーネントパラメータセットを定義できます。

コンポーネントのバリエーションを表示する設定は、Variant Optionsダイアログにあります。このダイアログは、バリアント管理ダイアログ内にあるDrawing Styleボタン(上の画像の4)を使用してアクセスします。回路図の描画オプションには、Red CrossGray BoxMesh、およびテキストの追加が含まれます。変更されたコンポーネントパラメータのフォントが設定されます。PCBエディタでは、取り付けられていないコンポーネントを非表示にすることができるほか、Strike-through DesignatorUse GraphicsUse Textなどのオプションを使用し、色やフォントを変更することも可能です。

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